知ってほしい高齢者ケアの魅力

「介護職に興味はあるけれど自分に向いているのだろうか？」と感じている方もいると思います。どんな仕事でも、実際に取り組んでみないと分からないものです。介護系の勉強をしながらでも、実際に働けるか不安を抱いている方もいるでしょう。

介護の仕事はどういった人が向いているのでしょうか。まず介護の仕事は人と接することが好きでなければ、難しい仕事だと言えます。介護の仕事は、多くの高齢者の方、障害者の方と接することになりますので、人と接することが苦手な方にとっては不向きな仕事だと言えます。さらに思いやりがあり、忍耐力がなければ勤まらない仕事です。利用者の方の中には、耳が遠い方もいれば、痴呆症を患っている方もいます。こういった方と接する際には、思いやりがなければイライラしてしまい、仕事にならないでしょう。常に相手の言葉に耳を傾け、何を求めているのかを読み取っていくことが必要となります。相手が認知症の方であれば、何度も何度も同じことを話したり、嫌なことを言う方もいるため、こういった利用者には忍耐強く接していくことが必要となります。

また、介護は体力もなければ勤まりません。寝たきりの利用者の方であれば、体位交換などを行う必要となりますが、これだけでもかなりの力仕事。こういった仕事を、一日に何度もこなしていくことになるため、体力がない方にとっては辛い仕事となってしまうでしょう。
人と接することが好きで思いやりがある人に最適であり、さらに忍耐力と体力があればベストな仕事だといえます。